コラム

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スポーツを頑張っている君たちへ

夏の間テニスをしていて気づいた事があります。皆塩分補給と称して塩飴やスポーツドリンクを口にしていることです。この2種には砂糖もしくは合成の果糖ブドウ糖液糖が大量に入っています。これは体にとって非常に危険な物です。
大量の汗をかいた時に必要なのは水分と塩です。砂糖や果糖ブドウ糖液糖は不要であり強い為害作用があります。
虫歯や歯肉炎・鼻炎を招き、持久力を低下させます。吸収の早すぎる糖質は血糖値の乱高下を引き起こしスポーツパフォーマンスを著しく下げます。
吸収の早すぎる糖質には砂糖・パン・お菓子・ジュース・アイス・果物・牛乳などです。
吸収が穏やかな糖質は最良の玄米・続いて分付き米・最大限譲歩して白米です。スポーツをする君たちは日に5合以上食べる必要があります。
これは実験をすればすぐ判ります。
昼にパンを食べて放課後部活をすればお腹が空いて空いて下校まで持ちません。帰りに何か間食が欲しくなります。
お昼にご飯をしっかり食べると夕食まで持ちます。特に玄米は腹持ちがよく部活終了間際までパフォーマンスを維持できます。
そのことはご先祖様が既に証明しています。
明治の初めに来日したドイツ人のベルツ博士が記述しています。ベルツ博士があるとき東京から日光まで人力車を雇いました。日光までは上り路で110kmあります。一人の車夫が早朝迎えに来て約20km走ると宿場町に着き、一息入れてまた次の宿場町まで走り、を繰り返し14時間半で車夫一人でベルツさんを日光まで運びました。
こんな話は他の訪日外国人が旅行記に山ほど残しています。外人さんはよほど驚いたのです。しかし日本人は誰も記述を残していません。誰も驚く事ではなく誰もが出来た当たり前のことだったのです。ビックリ‼
パンダが笹を食べ・コアラがユーカリの葉っぱを食べるように、日本人がコメを主食に食べていた時代には今のように病人が溢れていませんでした。癌や糖尿病などほぼ皆無でした。

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