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自然分娩の勧め 吉村正先生の伝言

私は歯科医なのですが吉村先生の薫陶を受け、患者さんやつながりのある方に自然分娩を指導しています。ちなみに自然分娩とは医療介入のない出産です。母と子が家族の応援を力にかえて自分たちで行います。
私の患者さんは吉村正先生の英知を借り、すべての方が自然分娩を行いかつ母乳育児で子育てをします。素晴らしい子供が育っています。

吉村正先生は「自然分娩こそが日本を救う」とまで言います。
私は出産を終えたママに必ずする質問があります。それは「また生みたい?」です。
自然分娩を経たママは「また生みたい!」「すぐ妊娠したい!」といいます。出産の大いなる喜びがあるのです。その為子どもとパパに感謝の念を抱きます。「あなた生まれてきてありがとう!」母になり一生子供を守り続けます。

不自然分娩を経たママは「二度と嫌です」「とうぶん嫌」と返答します。出産時のトラウマが思い出されさめざめと涙を見せる方もいます。それが子どもとパパに負の感情を抱かせます。「あなたが生まれてきたからこんなつらい経験をした」
夫に「あなたがあんなことをするから嫌な出産をした」。
この先が最近の日本で起きる信じられない子供の虐待や子殺し、親殺し、離婚に繋がります。

吉村正先生の言葉を超簡単に伝えると江戸時代のような食べ物を食べ、農婦のように働きなさいと言います。具体的には「未精製のご飯をいっぱい、みそ汁、漬け物」「日に300回スクワット・3時間は歩け」です。
やってはいけないことはゴロゴロ・パクパク・ビクビクです。テレビの前で座り、お菓子をたべ、でも出産は不安であるが、とくに努力しない生活を戒めています。
その結果吉村医院では子宮頸管無力症・早産・出産遅延などの諸問題は激減したそうです。

2008年に吉村正先生には高松において私とコラボでご講演いただきました。大変熱の入った5時間のものです。詳しくはそのDVD(1650円+送料)をご覧ください。