発達障害の子どもが5割越え??
恐ろしいものを見つけました。今から6年後(2030年)の小学1年生の50%は発達障害児になるという記事です。そうすると今ちょうど生まれている赤ん坊の半分が異常児ということです。発達障害は機能不全ですので、専門家が児の行動を観察して診断をします。重度の症例は間違いなく診断されると思いますが、軽度の場合は右か左かで迷うと思います。
私の経験ですが、もう30年も前から小さい子供の歯科検診で顎が十分発達していない児が増えており、それも年々増加している事、顎のすぐ上は鼻道であり、その上は脳です。顎の未発達とは鼻道の未発達・脳の未発達を意味します。
この本はアメリカ人の師匠が書き、日本人の師匠が訳した本です。通称プライスの本といいます。この本を読んで私の歯科医人生が大きく変わりました。今から子供が欲しい方や医療関係者必読の本です。松見歯科で販売しています。
プライス博士はアメリカ人の歯科医で1930年まで歯科医として働きました。その後「健康な人びとの秘訣を探し求めてプライス博士は世界中を旅した」とあります。
その本の中に示されている病態、主に歯並びと呼吸経路の異常を退化病といいます。アメリカでは100年以上前から常態化・多数化していました。退化病は形態異常ですので判定は簡単です。
私の経験ですが25年ほど前に近所で2歳児検診がありました。正常児は1~2割・軽度退化病2~3割・中程度は3割・重度は1~2割と思いました。この他に検診会場に来れない子供もいたのではないかと推測します。この中・重度の退化病児が発達障害児とピタリと重なります。特に重度は知的障害児とそっくりです。同じ病態を診断方法から色分けしただけで同じものです。
予防法はプライスの本に詳しいです。各民族特有の伝統食が子孫を守り、白人が口にする近代食が退化病を招くとあります。近代食は小麦粉と砂糖を原料とするものです。退化を悪い言葉で表現するとサルに近づくということです。
治療法は軽・中度のものは歯科的アプローチが優れています。このホームページ内の診療案内「呼吸の改善」「拡大床矯正」を見てください。
まだ作成中!近日中に追加します。