よい歯周病治療の見分け方 of 松見歯科診療所

集中歯科治療専門医院・精密根管治療・歯周病(歯槽膿漏)・予防歯科・一般歯科・咬合育成・代替医療・自律神経免疫治療

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Ideal dental clinic

松見歯科診療所が提唱する患者様にもわかる「よい歯周病治療」の見分け方

1.歯周精密検査が行われること
2.口腔内写真を撮ること
3.担当歯科衛生士制であること
4.食事指導があること


患者様ご自身が歯科医を判断する場合に
上記4つのことを行ってくれるのかどうかを確認すると
良い歯科医に出会える可能性がきっと高くなるはずです。

1.歯周精密検査とは


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①歯周ポケット測定
歯と歯肉の間の溝の深さを測るの検査です

一本の歯につき6点×全て測定します。
1mm〜3mmは正常。4mm以上は異常。
一般の歯科医院では、8mmになると抜歯と診断されることが多いのですが
当院では11〜12mmといった重度歯周炎であっても
抜かずに治療することを前提としています。

②歯肉出血、排膿の有無
歯周ポケットを測った時の出血の有無を調べます。
これも一つの歯につき6点×全ての歯を検査します。
出血なしは正常。出血や排膿があるのは異常です。

③動揺度
歯の揺れ具合を検査します。
歯は、土の中に埋めた杭のように、骨で支えられています。
歯周炎で骨の減少に伴い、歯の揺れも大きくなります。

④根面粗造の有無
歯石があるかないかを調べます。
歯石は歯のまわりについた石のようにかたい汚れです。
歯石の表面には多数の穴があいており歯石が付着したままだと、歯周病が悪化します。

⑤根のまたに病気が進行していいないか検査します。

2.口腔写真の撮影

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松見歯科診療所では、すべての患者様の
お口の中の写真を初診時に撮影いたします。

口腔内写真を撮影することにより
歯肉の色、カタチ、歯の状態を記録し
比較観察することができます。

当医院では25年以上、全ての患者様の口内の写真を撮影し
3ヶ月後、半年後、1年後と経過していった後に再度撮影することで

Before  After が写真で一目で結果がわかります。
良くなっているのか、改善していないのか、実際に見えることが大切です。

小さいお子様などは、成長記録のひとつにもなり大変喜ばれています。

3.担当歯科衛生士制

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松見歯科診療所では、患者様お一人お一人を
担当歯科衛生士が責任を持って担当いたします。

担当歯科衛生士制による患者様側のメリット

自分のことを熟知してくれている歯科衛生士の治療を受けることができます。
そのためとても安心できます。(治療中に眠ってしまう方も多いです)
口の中の状態、歯1本1本の詳細まで把握しているため
患者様にとって最適かつ高度な治療を受けることができます。

保険診療では、診療報酬のシステムの問題で一回に15分程度までしか治療ができません。
虫歯が何本もあっても1本ずつ、何ヶ月にもわたって通院することになることを疑問に
思ったことはありませんか?

現在の医療保険の仕組みでは、同じ治療をしても月の初めの診療報酬
と同じ月に3回、4回と来院された場合の診療報酬では後者は大幅に減額されるため、
月をまたいで来院をお願いせざるを得ないのが保険診療の歯科の実情なのです。
そのため歯科医としても早く治療をしてあげたくても、患者様のために努力すれば努力するほど
経営は厳しくなってしまうという保険診療のシステムそのものが抱える問題があります。

担当歯科衛生士制なので患者様と時間調整を行い
集中歯科治療(半日、全日、1泊2日等)でのご来院も可能です。
1泊2日で10時間の集中治療を行うことが可能になりますので
治癒のスピードが劇的に早くなります。

担当歯科衛生士制による歯科衛生士側からのメリット

専任担当制ですので患者様に対して、親身になることができます。
生活、家族、仕事から口の中、1本1本の歯の状態まで熟知できます。
担当制により、完治・改善に責任が明確となり技量が伸びます。
1本1本の歯が助かることに喜びを感じ患者様ご本人はもちろん
ご家族を含めて健康と幸せを願うことができます。

4.食事指導があること


虫歯、歯周病の原因

原因は「何をどのように食べているか」に集約されます。
食べ物や食べ方の誤りは、虫歯や歯周病だけでなく全身の病気も引き起こします。

歯周病に関しては昨日今日で突然なるものではなく
長い年月をかけて徐々に広がっていくものです。

歯周病と全身疾患(糖尿病、メタボリックシンドローム)の関係も近年
いろいろなことがわかってきました。
また歯を失うことは、認知症のリスクがとても高いということです。
言い換えれば、歯が28本全て奇麗に残っていて認知症になる方はとても少なく
認知症の方を見ると多くの方がご自身の歯を持っていないという事実が確認されています。

8028(80歳で28本)の歯を守り抜くということは、一生涯の健康を保つことです。

歯科治療で対症療法を行いつつ、歯周病の最たる原因となる「食事」を改善することで
一生涯歯を失わない、かつ健康に生涯をすごす知恵をお伝えしたいと思っています。